WebDAV で日本語を

mod_dav & mod_encoding で日本語のファイル名を扱う方法は、 WebDAV Resources JP にまとめられています。
まずは、そちらをご覧ください。

なお、現在開発は Apache2 系列でのみ行われていますので、ここでも Apache2 をターゲットととして説明します。

( 古い情報は こちら

Windows との互換性を高くしたい

iconv_hook を使う

mod_encoding に含まれる iconv_hook ライブラリを利用することにより、「丸付数字」や「()株」などの特殊文字を扱えるようになります。

iconv(glibc) にパッチを当てる

この場合も、mod_encoding は利用しますが、iconv_hook を使わずに、システム側の iconv(glibc) に cp932, eucJP-ms 追加パッチ を当てることによっても、特殊文字を扱るようにすることもできます。
この場合には、mod_encoding をコンパイルする時に iconv_hook を利用しないようにします。

作業そのものは大変ですが、samba などでもその恩恵を受けることが出来ます。 また、Fedora Core 1 では標準でパッチがあたっているので、特別なことをしなくても利用することが出来ます。

長いファイル名が使いたい

mod_encoding を利用することによって、サーバー内に UTF-8 で保存されるようになります。 しかし、日本語のファイル名は EUC-JP/ShuftJIS などに比べて 1.5倍の長さになってしまうので、Windows で使えていた長いファイル名が扱えないという問題があります。

この場合は、 ファイル名/ディレクトリ名エンコード変換パッチ を適用することにより、サーバー内に任意のエンコードで保存することができますので、UTF-8 に比べ長いファイル名(255文字まで)を扱うことが出来ます。

Fedora Core 2 用 RPM

Fedora Core 2 の glibc では、標準でパッチがあたっているので、すなおに iconv を利用するようにしてコンパイルした RPM パッケージを作成しました。
十分なテストをしたわけではありませんので、自己責任でご利用ください。

Fedora Core 2 では、Apache 関連のモジュールが httpd/apr/apr-util の3つに分かれていますので、ご注意ください。変更点は、

となっています。

yum を利用する

このサイトのパッケージ群を「和彦さんちの yum レポジトリ」にまとめてみました。 「FC2/FC3 で PHP5 を使おう」を参考にしてください。

RPMS

SRPMS

2004/5/25 日版はこちら
RPMS

SRPMS

とりあえず、使うためには

最低限必要なものは、上記パッケージのうち、httpd, mod_ssl, apr, apr-util, mod_encoding です。他のファイルは必要に応じてインストールしてください。

httpd および mod_encoding のパッケージを導入した時点で、WebDAV を使うために必要な基本項目は設定されています。 そのため、ファイルの保存場所に関する設定を追加すれば WebDAV が使えるようになります。
ここでは、/var/www/dav というディレクトリに /DAV というパスでアクセスする設定例を書いておきまます。

  1. ディレクトリ作成
    # mkdir -m 700 /var/www/dav
    # chown apache.apache
    
  2. 設定ファイル : /etc/httpd/conf.d/dav.conf
    Alias /DAV /var/www/dav
    
    <Location /DAV>
      Header add MS-Author-Via "DAV"
      Dav on
    </Location>
    
  3. httpd の再起動
    # service httpd restart
    
以上で、「とりあえず」使うための設定は完了です。 実際の運用には、アクセス制限やサーバー側のエンコードなどを考慮する必要がありますので、そのあたりは他のサイトを参考にしてください。

Fedora Core 1 用 RPM

Fedora Core 1 の glibc では、標準でパッチがあたっているので、すなおに iconv を利用するようにしてコンパイルした RPM パッケージを作成しました。
十分なテストをしたわけではありませんので、自己責任でご利用ください。

Fedora Core 1 では、Apache 関連のモジュールが httpd/apr/apr-util の3つに分かれていますので、ご注意ください。変更点は、

となっています。 若干バージョンが古いのですが、Fedora Core 2 用の SRPM を利用すれば、バージョンアップも可能かと思います。

RPMS

SRPMS



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